船の上。
ばぶるは甲板に出て昼寝を楽しんでいた。
突然船が揺れる。
驚いて目を開けると目の前にはバルログの姿があった…
"やばい!"
そう思ったときにははるか眼下に広がる海が見えていた…
強い衝撃が全身に走りばぶるは意識を失った…
ゆっくりと目を開ける。
ばぶる:ここは…何処なんだ?
***:やっと目を覚ましたのね?
ばぶる:…誰だお前は!

ばぶる:ルディか…随分遠くまで来たんだな…時計塔ってのは?
ネミ:ルディブリアムの中心に大きな時計塔があるの!
ばぶる:成程…特にすることもないし行ってみるかな…
ネミ:あ、まって!
ばぶる:ん?どうしたんだ?
ネミ:私のパパが時計塔で働いてるんだけど最近全然帰って来ないの;
ばぶる:そうか…なら、探してくるよw
ネミ:うん!ありがとw

ばぶる:成程。これが時計塔か…随分とデカイものだな…
ばぶっちゃん:この時計塔の下におもちゃ工場があるんだよ!
ばぶる:ほぅ…とにかく行ってみるかー
ばぶっちゃん:そうだねーw
ばぶる:んの前に………
ばぶっちゃん:ん?どうした?
ばぶる:お前誰えええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇΣ(゚д゚lll)
ばぶっちゃん:そりゃぁまぁ…ひ・み・つ☆
ブフッ∵(´ε(○=(゚∀゚ )

ばぶる:っって…モンスターだらけやんか!!
ばぶっちゃん:このごろおもちゃに魂が宿って暴れだしとるらしいんや。
ばぶる:そりゃぁ大変やなぁ… 何でそんなん知っとるんや?
ばぶっちゃん:いってへんかったか?わぃルディ出身やで~
ばぶる:そうやったんかー(カツスってアリアントじゃなかったっけか…
ばぶっちゃん:おもちゃ工場は横に広いからとにかく横に進もうかな
ばぶる:案内任せたばぃ~
ばぶっちゃん:っていっても一般人が立ち入れた区域狭かったしあんまりできへんけど
ばぶる:行ける限りでよかよーw

ばぶる:お、外だ。
ばぶっちゃん:ここも昔は展望台として大活躍やったのになぁ…
ばぶる:すげー!ここって湖の下やったんか~
ばぶっちゃん:そうや。ルダスレークっつーんやで。
ばぶる:けど何も無かったなぁ…
ばぶっちゃん:左は見たんだし、次は右行ってみるかぁー

ばぶる:なんやろうかこのゲート
ばぶっちゃん:はて…わぃも初めて見るな…
ばぶる:とにかく隅々まで探さないと!
ばぶっちゃん:せやなーとりあえず行ってみっかー

ばぶる&ばぶっちゃん:ぎゃああああああああぁぁぁぁぁΣ(゚д゚lll)
ばぶる:やばい!これはやばいぞ!!
ばぶっちゃん:あかーーーーん
ばぶる:逃げろおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉぉ
ばぶる:はぁ…はぁ… ったくひどい目にあったな…
ばぶっちゃん:ほんまに…何が起こっとんやろうか…
ばぶる:今のルディブリアムには何かがおきとんやな…
ばぶっちゃん:おもちゃ工場もこんな危険なところじゃ無かったのに…
ばぶる:ネミcのお父さんがいなくなったのも関係ありそうだな…
ばぶっちゃん:調べる必要がありそうやな
ばぶる:この事が分かっただけでも大収穫やなw
ばぶっちゃん:とりあえず今日は帰るかぁー
ばぶる:そうやなー
ばぶる&ばぶっちゃん:何処で寝ればいいんだ!?!?
湖に沈んでいく夕日を背に二人は寂しげにルディブリアムをゆく…
伸びていく影はやがて薄くなり闇へと消える。